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ポテンシャル無限大!? LISK とサイドチェーン

こんにちは。なみ(@namicoin)です。

今日は分散型アプリケーション・プラットフォーム第三弾。イーサリアム、NEO の次は LISK についてです。イーサリアムとの違いを踏まえながらまとめてみます。

 

Lisk

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Lisk は2016年に作られた比較的新しいスイス発の分散型アプリケーション・プラットフォームです。差し詰め「スイス版イーサリアム」といったところでしょうか(こんな風に呼んでいる人は見たことありませんけど)。Lisk について知る前に、まずはイーサリアムやスマート・コントラクト、DApps について先に知っておくことを強くお勧めします。わたしの記事でもイーサリアムについて簡単にまとめているのでよかったら参考にしてください。

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中国版イーサリアムと言われる NEO についてはこちら

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Lisk の開発言語

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Lisk の開発言語は JavaScript です。JavaScript は主に GoogleChrome といったブラウザ上で動かすために開発された言語です。JavaScript はサーバー側からも動かせます。その中でも代表的なものが Node js です。

Lisk はこの Node js によって書かれています。サーバー側の難しいことはよくわからないという Web デザイナーも、いまや JavaScript に触れざるを得なくなっています。それくらい、Lisk は身近なプログラミング言語で書かれているということですね。Lisk はもっとも身近なプログラミング言語のひとつである JavaScript を利用することで、多くの人の開発を可能にしています

 

DPoS と LISK

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Lisk のコンセンサス・アルゴリズム DPoS (Delegated Proof of Stake) といいます。直訳は難しいですがデリゲートによるプルーフ・オブ・ステークといったところでしょうか。

DPoS

DPoS では LISK 保有者の投票によってデリゲート (delegate) と呼ばれるブロックの承認者が101人選ばれます。101個のブロックによってトランザクションが承認される一連のサイクルをラウンドと呼び、1ラウンドが DPoS の取引処理の単位になります。101人のデリゲートたちにランダムに101個のブロックが割り当てられ、これを承認することでブロックが生成されます。デリゲートがブロックを生成することを鋳造 (forging) といいます。

通貨としての LISK

プラットフォーム Lisk で発行される仮想通貨が LISK (LSK) です。101人のデリゲート選出に必要な投票権は LISK の保有数に応じて重み付けされます。LISK の保有枚数が多いほど大きな投票権をもつということ。

Lisk の DPoS では取引の承認者であるデリゲートたちに報酬として LISK が与えられます。LISK の特徴として発行枚数上限がないことが挙げられます。報酬は取引手数料と新規発行された LISK です。1年目の報酬はブロック当たり5LISK で、以後1年に1LISK ずつ減少し、5年目以降の報酬はブロックあたり1LISK になります。発行枚数に上限はありませんが、新規発行のペースは十分ゆるやかなので、過剰発行によるインフレが起こる心配はほとんど必要ないでしょう。

 

DPoS はしばしば間接民主制のようであると言われます。間接民主制とは民主主義制度の形態の一つで、国民が選挙などを通して代表者を選出し、自らの権力を代表者に委任することで間接的に政治に参加し、民意を反映させる制度のことです。DPoS の言葉で言い換えるなら、LISK 保有者が投票によってデリゲートを選出し、トランザクションの承認をデリゲートに委任することで間接的にブロック生成に参加する、といった具合でしょうか。なるほど、確かに似ていますね。

 

サイドチェーン

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(https://blog.lisk.io/what-is-lisk-and-what-it-isnt-e7b6b6188211より引用)

さて、Lisk のもっとも特徴的なシステムにサイドチェーンがあります。Lisk にはメインのブロックチェーンのほかにカスタマイズ可能な複数のサイドチェーンが存在します。サイドチェーンを利用するメリットがわかると、Lisk への期待がどんどん膨らんでいきますよ!

DApps

Lisk は分散型アプリケーション・プラットフォームです。Lisk を土台にして分散型アプリケーション (DApps) を作ることができます。そして Lisk では DApps をメインチェーンではなくサイドチェーンに書き込みます。こうすることで DApps はメインチェーンの制約を受けることなく自由なカスタマイズが可能になります。また、万が一プログラムの脆弱性をつかれてハッキングを受けた場合でも、サイドチェーンを書き換えるだけで十分対応できるので、メインチェーンの書き換えの必要がありません。

スマート・コントラクト

イーサリアムではスマート・コントラクトを独自言語 Solidity を使ってメインチェーンに書き込む必要がありました。Lisk では多くの開発者に親しみのある JavaScript を使ってサイドチェーンにスマート・コントラクトを書き込みます。メインチェーンには DApps もスマート・コントラクトも書き込まれることはなく、その結果 Lisk メインチェーンの処理能力は高くなります。

 

サイドチェーンを利用することで不具合に対する臨機応変な対応や処理能力の向上が見込めるということがわかりました。またスマート・コントラクトや DApps 開発はサイドチェーン上に一般的なプログラミング言語である JavaScript を使って書かれるので開発も容易です。

 

Lisk のポテンシャル

Lisk の秘めるポテンシャルのうち3つを挙げておきます。

2月に予定されているブランディングは価格に大きく影響されると言われています。中国版イーサリアムと言われている NEO も実は AntShares がリブランディングしたものです。NEO の価格はリブランディングによって大幅に高騰しました。同様にリブランディングによる LISK 高騰も期待されます。

また4月にはアプリ開発ツールである SDK が公開される予定です。これによって Lisk は本格的に始動し、Lisk 上の DApps 開発も進められると思われます。

Lisk の時価総額はメジャーなアルトコインであるにも関わらず、同じ分散型アプリケーション・プラットフォームであるイーサリアムや NEO に比べてまだまだ低いほうだと言えるでしょう。時価総額が低い=伸びしろがある!Lisk はまだまだこれからです。

 

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おわりに

いかがだったでしょうか。わたしが Lisk に期待する一番の理由は「まだまだ新しいプロジェクトである」ということです。ほかの分散型アプリケーション・プラットフォームに比べ開発が遅れているわけではないのです。2018年の好材料によって Lisk が第二のイーサリアムと言われる日も来るかもしれません。たのしみ!