第二の XP なるか?草コイン PAC とは
どうもこんにちは。なみ(@namicoin) です。
今回は1/2に謎の高騰をみせ、いまひそかに話題になっている草コイン PAC について調べてみました。余剰資金でワンチャン狙います。
PacCoin
PacCoin (PAC) は2013年に作られたコインが2017年にリブランディングされたもので、PAC は Pepole's Alternative Choice の略です。コンセンサス・アルゴリズムにPoSを採用しています。PAC は以下の4つを重要視しています。
- コミュニティ (community)
- チョイス (choice)
- コンテンツ (content)
- チャリティ (charity)
そして4つの C からはじまるこれらの単語を 'C's と呼んでいます。
発行枚数は約3.4兆 PAC とめちゃくちゃ多いです。必然的に1枚あたりの価格は安くなりますね。
ロードマップ
現在、ブランドガイドラインのみが公開されており、ロードマップは2018年2月に公開予定です。ロードマップ公開の予定が発表されたことが価格高騰の第一の要因だと考えられます。ちなみにブランドガイドラインでは、PAC の技術的な面にはほとんど触れられておらず、ロゴやフォントなどについてが大半になっています。リブランディング後の自分たちのブランドに強いこだわりがあるようです。
ハードフォーク
PAC は2018年3月にハードフォークが予定されています。このハードフォークの内容がすごい。
- トランザクション処理速度の向上
- スケール改善による利便性の向上
- 発行枚数を3.4兆から34億へ
- 匿名通貨化
- PoS から PoI へ
トランザクション処理速度の向上などはよくあるハードフォークによるアップデートですね。しかし送金速度は2秒以下まで改善されるようで、なかなかあなどれない速さです。また発行枚数の1/1000もかなり思い切りを感じます。匿名通貨化もプライバシー重視のユーザーにとってはうれしいですね。そしてわたしが一番驚いたのはアルゴリズムが NEM の採用する PoI (Proof of Importance) になるということです。NEM オリジナルの PoI は一部ソースを非公開にしていたと思うので、PAC の PoI もおそらく PAC が独自に開発したものだと思います。ハードフォーク内容はかなり実用に向けたアップデートになっているようです。
Discord
PAC が第二の XP になるかも?と言われる理由にコミュニティの強さがあります。XP は特に日本コミュニティの盛り上がりが熱く、DIscord というチャットアプリで活発な議論が行われています(雑談も多いです)。PAC にも Discord のコミュニティが存在し、XP と異なるのは海外勢のコミュニティが活発であるという点です。海外の注目度が比較的高い草コインであるということですね。コミュニティの強い通貨は伸びる傾向にあり、知名度が増すにつれどんどんコミュニティも熱くなっていくでしょうから、価格高騰にも期待できます。
どこで買えるの?
PAC はもちろん日本の取引所では取り扱われていない草コインなので、PAC を買うには海外の取引所に登録する必要があります。おすすめは PAC 以外にもさまざまな草コインを取り扱う Cryptopia です。Cryptopia の登録方法は以下をご覧ください。
おわりに
いかがだったでしょうか。PAC は名前だけみるとおふざけのようにも思えます。まだまだ情報も少なく、今後どうなるかはわかりませんが、コミュニティも熱く、第二の XP となるかもしれません。単価がめちゃくちゃ安いので、わたしも余剰資金を捨てる覚悟で PAC に入れるつもりです。しかし PAC はあくまで投機対象だと考えています。将来性についてはあまり期待していません。ワンチャン!